CentOS7でフレッツのサービス情報サイトに接続する(IPv4)

はじめに

サービス情報サイト(旧:フレッツ・スクウェア)に接続したくなったので少し調べました。サービス情報サイトにアクセスすることでフレッツの契約が変更できたりするのですが、普通のインターネット接続ではアクセスできず、専用の接続をしてアクセスする必要があります

サービス情報サイトですが、Bフレッツとフレッツ・光ネクストでは接続先が異なります。また、東西で接続先が異なります

今回の記事はフレッツ・光ネクスト(東)のIPv4用です。マルチセッションで、メインのインターネット接続を切断することなく接続します
rp-pppoe、BINDがある程度設定されている前提です

Bフレッツ(東)の場合は

CentOSで自宅サーバー構築 – https://centossrv.com/flets.shtml

こちらのサイト様のとおりにやれば接続できるでしょう。フレッツ・光ネクストや西日本の場合は上記サイト様からIPアドレスやドメインを変えていくだけです。上記サイト様をもとにすすめさせていただくことにします

一覧

項目 Bフレッツ(東) Bフレッツ(西) 光ネクスト(東) 光ネクスト(西)
認証方式 PPPoE PPPoE PPPoE PPPoE
ユーザーID guest@flets flets@flets guest@v4flets-east.jp guest@v4flets-west.jp
パスワード guest flets guest flets
IPアドレス 自動取得 自動取得 自動取得 自動取得
DNS 公式
220.210.194.67
220.210.194.68
公式
123.107.190.5
123.107.190.6
ルーティング 公式
123.107.190.0
(255.255.255.0)220.210.194.0
(255.255.255.128)
URL http://www.flets/ https://www.v4flets-east.jp/ https://www.v4flets-west.jp/

IPアドレスは執筆時のもの。変わってる可能性があるので公式サイトを要確認
サービス情報サイトへの接続が正しくできれば、URLに飛ぶことができるようになります

光ネクスト(西)のv4の方は公式ページに説明がまったくないし、終了してるという記載があるようにも見えるので、今はv6用のものしかないのかも?

設定

以下フレッツ・光ネクスト(東)の設定です。他の場合は適宜置き換える必要があります

PPPoEの設定

まずインターネット接続用の設定をコピーしてサービス情報サイト用とし、変更を加えます

PIDFILEはインターネット接続用のものとは異なるようにします。このppp1はサービス情報サイト専用の接続で、普通のインターネットには使わないのでDEFROUTEをnoにします

LAN内にDNSサーバーがない場合は、PEERDNSをyesにしてプロバイダのDNSサーバーを自動取得しているかもしれません。勝手に上書きされるとまずいので、PEERDNSをnoにします

色の違う行は地域や契約によって変わる行です
例えば光ネクスト(西)の方であれば USER は guest@v4flets-west.jp になります

ユーザーIDとパスワードを登録します。この2行も光ネクスト(東)以外の場合は表を参照して変更してください

/etc/ppp/ip-upにスクリプトあると、PPP接続時にスクリプトが実行されます。ルーティングの設定を登録して、接続確立時に毎回ルーティングが設定されるようにします

上記参考サイト「CentOSで自宅サーバー構築」様から拝借し、アドレスだけ変更しました。サービス情報サイトのIPだけppp1からアクセスするようにします

実行権限を付与

DNSの設定

DNSサーバー(BIND)をLAN内に建てている場合、サービス情報サイト用の設定を追加します。DNSサーバーがLAN内にない場合や、面倒な場合は一応飛ばせます

BINDの設定

v4flets-east.jpにアクセスしにいくときだけ、サービス情報サイト用のDNSサーバーが使われるように設定します

ゾーンファイルを作ります

ドメイン、DNSサーバーのアドレスは適宜契約に合ったものに

BINDのコンフィグファイルを修正

作成したゾーンファイルを追加

DNSサーバーのアドレスがわからない場合

サービス情報サイトのDNSサーバーのアドレスがわからない場合の調べ方。rp-pppoeの設定でPEERDNSを有効にすると、接続時にDNSサーバーのアドレスを取得しresolv.confを書き換えるようになります。まず現在のresolv.confを確認してから作業します

PEERDNSをyesにしたら接続しなおしてresolv.confを確認します

登録されているアドレスがサービス情報サイト網のDNSサーバーのアドレスになります。ゾーンファイルに使用します。確認したら元に戻しましょう

設定反映

DNSサーバーの設定を省略する場合

DNSサーバーがLAN内にない場合、または設定するのが面倒な場合や一時的にサービス情報サイトにアクセスできればいい場合は、実際にインターネットブラウザを使うPCのDNSサーバーを変更します

Windowsの例。優先DNSサーバーにサービス情報サイト用のDNSサーバーアドレスを、代替DNSサーバーの方には通常のインターネット用のDNSサーバーアドレスを入れれば、サービス情報サイトも通常のインターネットもとりあえずアクセスできるはず

確認

PPPoE接続ができているか確認します

ppp1にIPアドレスが割り振られているか

ルーティングを確認します

/etc/ppp/ip-up.localの設定が正しくできていればppp1の分が追加されます。

名前が解決できるか確かめます

BINDの設定、DNSサーバーの設定が正しくできていればIPアドレスが返ってきます

https://www.v4flets-east.jp/

接続できたらお疲れ様でした